2010.5.14
●タカシマヤゆかたコレクション

昌山坊のご近所、富岡八幡宮の弁天池では、そろそろ杜若が見ごろです。
例年なら今頃は、真夏のような暑さを感じる日なんかもあって、涼やかにゆかたを着られる暦が待ち遠しいものですが、
なんだか最近は朝晩肌寒い日が続いて、夏が来るのだろうか?と思ってしまうほど。
とはいえ、そんな心配はしなくても、茹だるような夏は必ず毎年訪れるのですけど(笑)。

そろそろ店頭で、今シーズンのゆかたが並び始めましたね。
昌山坊では、今年もタカシマヤのゆかたコレクションのお仕事をさせて頂きました。
今シーズンのタカシマヤゆかたコレクションは、限定アイテムとして、正統派な伝統工芸の有松絞り、大正~昭和初期の復刻柄、
個性的なアフリカン柄などのゆかたが入荷しています。
バッグや下駄、帯周りの小物も、大人の遊び心が詰まった商品展開で、とても魅力的です!
全国のタカシマヤ各店で、どうぞご覧下さい。



2010.4.23

●真打昇進襲名披露興行へ!

たまには、江戸前な落語なんぞを聴いて、おなかを抱えるくらいに大笑いしてスッキリしたいものです。
この春、真打昇進とともに、「三代目桂文雀」を襲名された噺家師匠が、友人の大学のゼミの同級生なのです。
末広亭を川桐に、都内各所で真打昇進襲名披露興行をされると噂を聞きつけて、そんなおめでたい一席、雄姿を観に伺わねば!と、事務所スタッフ皆で、いざ池袋演芸場の四月下席へと行って参りました。

仲入り後に、待ってましたの三代目文雀襲名披露口上。
進行役は、林家正蔵師匠、さらに、文雀さんの師匠である文生師匠、ベテランの圓蔵師匠、日本落語協会会長の馬風師匠を脇に。
豪華な面々の中、さらに毒蝮三太夫さんもお祝いに駆けつけ、とても賑やかで砕けていて始まりから大笑い。
黒の紋付袴姿ですし、ここはびしっと決めるのか?と思いきや、会場一体うずまくような笑いの中、最後は客も一緒に三本締めで締めくくり。これぞ落語の口上なのですね~。
常連さんが多く、高座と客席が近くてアットホームな雰囲気なのは、こぢんまりとした池袋演芸場ならでは、といったところでしょうか。
トリに、文雀さんの義太夫の古典落語の演目を聴いて、ひとしきり笑って笑っての一席でありました。

文雀師匠、真打昇進ならびに襲名、おめでとうございます!



2010.4.15

●昌山坊の振袖レンタル、始めました

先週には桜色に染まっていた天が、もはや緑が目立ち出しましたね。
散る桜。ちょっと寂しい気分で道々に舞う花びらを目で追っていると、こっくり紫のスミレの姿がちらほら見つけられます。
都会のアスファルトの切れ目から、愛らしい花を咲かせているのを見ると、小さくも、なんだか芯の強さを感じずにはいられません。
そうそう、3月には、この東京でも、線路の砂利の隙間から群生する土筆も見つけましたよ!
小さな植物にほっこりと穏やかな気持ちになれた、桜花の候でありました。

さてさて、そんな折に。
この度、振袖のレンタルを始めました。
わが『昌山坊』。本田が事務所を立ち上げた当所から、振袖に限らず、少しずつ着物のコレクションをしてきました。
今までも、媒体の撮影などで時々お貸し出ししてきてはいたのですが、特にコレクションとして幅のある振袖を、一般の方にもご利用いただけるように、当ホームページに掲載させて頂いています。
古典を基調にした上品でお嬢さんらしいもの、個性的でデザイン性に面白いもの、時には豪華な箔や絞りを施したものなどなど・・・。
出会いがあって求めてきた振袖の中から、第一弾で40数点を、私たちらしいスタイリングで提案しています。
節目の日を、ぜひ振袖で迎えてみませんか?
こちらでアップされている商品以外にも、お見立てのご相談をさせて頂きますので、詳しくは、こちらのページをご覧下さいませ!




2010.1.29

●一陽来腹

一陽来復御守をご存知ですか?
早稲田の穴八幡宮にて江戸時代から伝わる、金銀融通のご利益があることで有名な御守ですが、厄除け、蟲除けにもなるといわれています。
わが事務所、恵方である申酉の方位に向けて、この冬も毎年恒例で新しい御守を御祭りしております。

『一陽来復』とは、中国の易本から派生した言葉で、陰際まって陽となす、暗闇の中に光が射す、長い不遇期にようやく幸運が向いてくる・・・というような意味なのだそう。 
1年で1番日照時間が短い、陰極まった「冬至」の日から、これから徐々に日が長くなる節分までの間、太陽の勢いが復活し始めるということで、穴八幡宮ではこの期間のみに御守が配布されています。
限定があるのは配布の期間のみならず、
御守を恵方に向けて御祭りする日時までも、冬至、大晦日、節分の各日夜中の12時と、年にたった3回と決まっているのです。
年に3度しかないチャンスかと思うと、是非お参りしなければ、という気持ちになるもので、一陽来復御守を求めて訪れる人々で、御守配布の初日である昨年の冬至の日は、それは大変な賑わいでした。
この冬の御祭りする日も節分のみのあと1回。日にちがさし迫ってまいりましたので、ご利益にあずかりたいという昌山坊スタッフは、こぞって穴八幡宮へと向かいました。

一陽来復のご利生を願いながら、スタッフ皆と、節分には恵方巻きを作って食べましょうか等と話しております。




2010.1.19
●大寒

お正月気分もすっかり抜けて、立春前の大寒の時節。一年で最も寒い時期がやってきました。

お正月、七草が終わって、平常通りに戻って日々を過ごす折、小走りに駅まで行く道すがら、まだまだ寒い時期が続くんだと感じさせられる植物があります。それは、冬にも枯れない葉と小さな赤い実を付けた『藪柑子』。

先日初釜のときのこと。その『藪柑子』を、かわいらしい有平糖のお菓子で頂きました。
『・・・両』といえば、千両、万両は、その豪華な名前と赤く愛らしい実で、お正月飾りに慣れ親しんでいたのですが、
千両以下もあるとはつゆ知らず。この『藪柑子』、別名を『十両』ともいうのだそうです。
千と十の間の『百両』は『唐橘』の異名だそうで、「では一両はないのかしら?」と茶席で笑い話になりました。
十~万の位、いづれもお正月の縁起物とされていますが、赤い実が藪柑子や唐橘よりもたくさん付くことから『百両金に勝る!』と名づけられた『千両』『万両』が、江戸後期の庶民に定着して現代に至るようです。
江戸っ子の気概っぷりを伺えますね。

この愛らしい赤い実が見られなくなるのは、立春も過ぎ、梅の花が満開になるころか、それとも散るころか・・・・。
季節の移ろいを感懐深く思います。
Copyright (C) 2006 SHOZANBO. All Rights Reserved


NEW 2011 BEFORE 2009